ピザって10回言ってみてください

膝はとても複雑な構造で

しっかり把握している方は

非常に少ないと思います。


この図を参考に膝のけがを

見ていきましょう


膝のケガで代表的なもの

半月板損傷

内側側副靭帯損傷

概則側副靭帯損傷

前十字靭帯損傷

後十字靭帯損傷

とあります



半月板損傷

半月は膝関節の大腿骨と脛骨の間にある

アルファベットのCの型をした軟骨様の板で

内側・外側にそれぞれがあり、

クッションとスタビライザーの役割をはたしています。


これが損傷すると、膝の曲げ伸ばしの際に

痛みやひっかかりを感じたりします。


ひどい場合には、膝に水(関節液)や血がたまったり、

急に膝が動かなくなる“ロッキング”という状態になり、

半月板がずれたりして関節に引っかかって

歩けなくなるほど痛くなります。


スポーツなどの怪我から生じる場合(外傷性)と、

加齢により傷つきやすくなっている半月に

微妙な外力が加わって損傷する場合(変性断裂)とがあります。


外傷性では、ストップやターンなどスポーツ中に傷めることが多く、

ジャンプの着地の際などに前十字靱帯の断裂に伴って

損傷することもあります。


また、外傷と関係なく生じるものの中には

円板状半月

(生まれつき半月が半月上のものが二枚ではなく

円盤状で大きく分厚いため関節の中で引っかかりやすい)

という場合もあります。


半月板には、軟骨にかかるストレスを減らす重要な役割があるため

出来る限り温存する(残す)ことが重要です。


以前は、半月切除術が主な治療法とされていましたが、

半月切除後に長期間経過観察すると程度の差はありますが

必ず関節軟骨が傷むことから、

現在では温存を目的とした治療が重要視されています。


実際の治療としては、運動療法や足底板、

ヒアルロン酸の関節内注射などの保存療法か、

関節鏡(1cmの小さな切開が2つで手術が可能です)

を用いての半月切除術や修復術(ラスピング、縫合術)

などの外科的治療が選択されます。


症状および検査(MRI)結果が軽症で、

特に血流がある部位の損傷の場合は保存療法が有効です。


血流がない部位の損傷で、半月が痛みや引っかかり感の

原因になっている場合には半月切除術を行いますが、

半月には重要な荷重分散の役割がありますから切除範囲は

最小限として全切除は避けるのが良いでしょう。


特に中高齢者で0脚(変形性膝関節症)の場合は、

加齢によって内側半月に変性断裂が多々みられますが、

安易に切除術を選択すべきではなく、

まずは足底板やリハビリ、薬物療法からなる保存療法を開始すべきです。

スポーツ復帰までの期間は、半月切除術で術後2~3ヶ月、

縫合術では術後4~6ヶ月のリハビリが必要です。


膝の靭帯損傷

スポーツ外傷や交通事故などで大きな力が膝に加わった時に、

その外力の方向に応じて種々の靭帯損傷が発生します。


これを膝関節捻挫とも言います。


一般に内側を伸ばして内側側副靭帯が、

外側を伸ばして外側側副靭帯が損傷し、

また前にずれるように捻って前十字靭帯が、

後にずれるように捻って後十字靭帯が損傷します。


最も頻度が高いのは内側側副靭帯損傷です。


外側側副靭帯を単独で損傷することは非常に稀です。


非常に強大な外力を受けると複数の靭帯に損傷が及んだり

半月板を同時に損傷したりする事もあります。


急性期(受傷後1週間くらい)には膝の痛みと可動域制限がみられます。


しばらくして腫れ(関節内血腫)が目立ってくることもあります。


急性期を過ぎると痛み、腫れ、可動域制限はいずれも軽快してきます。


しかしこの頃になると損傷部位によっては

膝の不安定感が徐々に目立ってくることがあります。


これは下り坂やひねり動作の際にはっきりすることが多いです。


不安定感があるままに放置しておくと

新たに半月(板)損傷や軟骨損傷などが発生し、

慢性的な痛みや腫れ(水腫)が出現します。


保存療法

膝のサポーターをつけて

早期から痛みの無い範囲で可動域訓練を行い、

筋力低下を最小限にとどめるようにします。


受傷初期は疼痛緩和と安静を兼ねてギプス固定を行うこともあります。


内側側副靭帯損傷では多くの場合保存的に治癒しますが、

前十字靭帯損傷ではその可能性はかなり低くなり

特に靭帯が完全に断裂している場合は

手術を選択することが多くなります。


後十字靭帯単独損傷の場合には多少の緩みが残っても

スポーツ活動に支障をきたさないことが多いことから、

先ずは保存療法を試みるようにします。


手術療法

手術療法には靭帯修復術と再建術の2通りがあります。


手術適応は前十字靭帯損傷が最も多いのですが、

十字靭帯の治療は自家組織(ハムストリング腱や膝蓋腱など)

を用いての再建術が一般的です。


術後は3~6ヵ月程度のリハビリを行い、

スポーツ復帰は10か月程度かかります。




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出張もみほぐし整体RAKUNARU

骨、筋肉、関節の専門家 柔道整復師の 本気の【ほぐし】を体感できる 出張もみほぐし整体