ぎっくり腰になるなんてなんて日だ
ぎっくり腰の正式名称は
「急性腰痛症」又は「腰部捻挫」です。
欧米では「魔女の一撃」と呼ばれていて、
突然想像もしない激痛がやってくることを
「魔女がやってきた」と比喩するようになったことが
由来だと言われています。
そう例えられるほどの激痛で
重度になるとその場で立てなくなったり
起き上がることが出来なくなります
原因は人に様々で
腰部を捻って捻挫
筋挫傷
筋膜炎
過度なスポーツによる筋肉負荷
腰椎骨折
など多岐にわたります。
いずれにせよ、腰に異常なストレスがかかっているときに発症します。
つまり、若くても運動を十分にしていても、
腰に負担が蓄積されるとぎっくり腰になる可能性があるのです。
個人差はありますが、
痛くて日常生活がままならない期間は
だいたい2~3日で終わります。
その後は痛いけれどもなんとか生活できる日々が続き、
完治するのは発症10日目以降です。
最初の1週間はケアを中心にうけて、
徐々にリハビリをすると治りやすいでしょう。
ぎっくり腰になったら、
早急に近くの治療施設に行きましょう。
ぎっくり腰になってすぐは痛いながらも
意外と動けてしまうこともあるので、
甘く考えてしまいがちです。
しかし、初日にちゃんと処置をしないと、
痛みの原因である炎症物質がどんどん拡大していってしまいます。
動ける初日のうちに専門機関に行って治療をうけることが、
のちの痛みを抑える最善策です。
もしも休日や深夜などの病院が閉まっているときに
ぎっくり腰になってしまった場合は、
ご自宅で絶対安静にしてください。
一般的には痛めてから48時間は炎症物質が出続けるといわれています。
この炎症物質は安静にすることである程度抑えられるので、
ぎっくり腰の初期段階は患部を安静にしてください。
なお、痛みのピークは初日ではなく2-3日目というのが定説です。
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